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2020年 11月 3日 本番に強くなる学習

 

 

 

更新遅れてすみません。 大学の課題に追われておりました、黒澤です。

秋学期の大学の授業が本格的になって非常に大変な状況となっております。時には一日中プログラムを組んでいる日もあります。 (課題がプログラミングが多いのです…)

僕はプログラミングの課題や統計ソフトを使ったデータ解析に関する授業が多いので、自宅のパソコン環境を整えました。

デスクトップパソコンに加え、大きなモニターを買ったので、非常に自宅での学習がはかどります。

皆さんも大学生になったら是非使ってみて下さい。(ちなみに机もL字型の特大デスクにしたので、どんどんオフィス化しております)

さて、今回は本番を見据えた学習がテーマですが、模試の後に色々な生徒さんから聞く話としては、模試ではなかなか自分の力を出すことができないという話をよく聞きます。

なぜ、過去問などを解いているときは納得のいく点数が取れるのに、模試、本番ではうまく行かないことが起きるのでしょうか。

原因は練習の間から時間制限をしっかりと付けた状態での訓練をしていないこと、そもそも本番での問題を解く戦略を立てていないことが挙げられるではないでしょうか。

まず一つ目、練習の時から時間制限をしっかりと付けていないという状態に関してですが、皆さんはどうでしょうか。

必ずストップウォッチなどで時間を見ながら、計りながら、過去問等々を解いていますか?

本番はもちろん時間制限がある中で行われるので、練習から時間制限下で問題を解かない限りは本番で通用しないのは当たり前ですね。

特に受験生は模試が終わって、「時間配分ミスった」などと言うのは危機感を持った方が良いです。

残り直近の本番の共通テストまで74日しかないのに、時間配分を間違えているようでは、点数が伸びない一方です。

今からでも良いので、時間をしっかりと計りながら問題に取り組んでください。

また時間制限に慣れてきたら、スピードを上げるというためにも0.8倍の時間で解くのもありではないでしょうか。やってみてください。

次に二つ目です。本番での戦略を立てていないということです。この話は先程の時間制限をしっかりとするというものに似ていますが、

皆さんは模試などで問題を解くときに、各大問で使う時間を決めていますか?

ここで質問です。最初から特に時間を気にせず解き続けて途中で問題に躓いてもそのまま解き進める人と、

あらかじめ各大問に使う時間を決めてその時間に近づいたら、問題途中でも一度次の問題に移るような解き方の人ではどちらの方が点数が良いでしょうか。

これはあくまでも僕の考えですが、後者であると思います。

それは何か一つの問題に躓いて、いつまでもそれを悩み続け他の正解できる問題で得点をしないのは合理的ではないという話です。

たとえ正答率が80%の問題と10%の問題で、どちらも点数が同じならば、

解くのに非常に時間のかかる10%の問題を捨てて、80%の問題を確実に正解することに時間を使うほうが良いのはわかるでしょう。

このようにあらかじめ過去問等々で対策しているのであれば、問題の構成、各問題の難易度などがわかっているでしょうから、必ず戦略を立てて問題に取り組むようにしてください。

以上で受験を見据えた訓練の話です。是非各人の学習に取り入れてみてください。