模擬試験の準備をすべきその理由【須田ver.】 | 東進ハイスクール 八千代台校 大学受験の予備校・塾|千葉県

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2018年 10月 23日 模擬試験の準備をすべきその理由【須田ver.】

こんにちは

今日の更新は須田です。

 

今日のテーマは、模試前にすべきこと。

これについて書いていきます。

 

まず、模試とは何か?

 

模擬試験の略ですね。

 

「模」という漢字は、

模倣、模型などといった単語から推測できると思いますが、

型、手本、手本の真似」という意味になります。

 

模倣は、「模」を「倣う」のです。

だから、真似をする、といった意味と近くなりますし、

模型は、「型」を「模する」ものなのだと考えます。

 

「擬」という漢字は、

実物になぞらえた」という意味を持ちます。

 

つまり、模擬試験とは、

「試験」の「模(手本)」の「擬(実物になぞらえたもの)」なのです。

 

よって、それに臨む君たちも、

本番の「試験」に臨む態度としての「模」を、

「擬する」ことをしてほしいのです。

 

それを踏まえて、話を進めていこうと思います。

 

 

みなさんは

今までの人生で、

何回試験を受けてきましたか?

考えてみてください。

 

 

 

 

 

学校の中間試験、期末試験、

難関大本番レベル模試、高校生レベルマーク模試、

英検、漢検、

などなど、もう高校生にもなった諸君は、

すでに何回も試験を受けた経験があるでしょう。

 

次の質問です。

 

その中で、

ベストな結果を出し切ることができたといえる試験は、

果たしていくつありますか?

 

 

 

 

 

おそらく、

ほとんどないのではないではないでしょうか?

 

 

最後の質問です。

 

じゃあ、

なんで、結果を出し切れなかったのでしょうか?

 

 

 

 

 

今皆さんの脳裏には、

前日に徹夜して詰め込んだ期末試験、

一向に答えがわからず呻いている難関大模試、

などさまざまでしょう。

 

ただ、ここで自分が言いたいのは、

「結果を出し切れなかった」という結果に終わった試験は、

ほとんどすべて、準備不足から来ているものではないでしょうか?

 

前日に詰め込んだ学校の試験などは言わずもがな、

難関大模試で全く点数が取れないのも、

諸君が、難関大レベルの問題を解ける状態への準備ができていないのであって、

期末試験で赤点をとるのも、

全く準備ができていなかった、

もしくは、準備をしていなかった日々の過ごし方に改善の余地があると、

目も当てられないと、諸君がそう思うテストの結果が示唆しているのです。

 

今、現実で目に見えている事象は

過去に行った選択の結果です。

 

自分が、今、第2志望の大学で、

満足のいかない大学生活を送っている現実を作っているのは、

高校生の時の学習量が不足していたのか、学習の質が低かったのか、もしくはそのどちらも原因なのか、

結局、現実に起こっていることは、

過去の自分自身がとった行為に起因しているのです。

 

つまり、準備というのは、

より良い結果を出すための原因つくり」であり、

テストの点数はその準備の中身、質×量の総和でしかないのです。

 

だから、

「OOの科目の××先生の授業がわかりづらいから」とか、

「私には才能がないから」とか、

「うちの家族はみんな頭悪いから」とか、

そんなものは戯言に過ぎず、目の前に存在する現実を、

変えようとしてこなかった自分に責任があります。

 

じゃあ、なぜ、

そのOOの科目の××先生の授業がわかりにくいという事実を認識していながら、

その科目を自分で勉強しようとしなかったのですか?

 

なぜ、自分には才能がない(才能がない人なんていないんですけどね)と知っていて、

人の倍以上の努力をしようとしなかったのですか?

 

なぜ、自分の家族がみんな頭が悪いと知っていながら、

君の母親でも、父親でも、姉でも、兄でもない「君自身」は勉強しようとしなかったのですか?

 

君自身に関する現実を作っているのは

君自身でしかないのです。

 

未来をより良いものにしようとしたければ、

ただただ正しい努力を、誰よりも、積んでいくしかないのです。

 

そのイタリックにした、努力という言葉こそ、「準備」と言い換えることができ、

準備は「原因づくり」であり、

努力でもあります。

 

それが、準備をする意義だと考えます。

 

 

 

次に、

準備とはなにかを考えたところで、

模試において芳しくない結果をもたらす「準備不足」と呼ばれる状態には、

大きく二つの要素があるであろうということを話していきます。

 

2つあるうちの1つは、

学力的不十分」です。

 

もう一つは、

試験に臨むうえでの不十分」です。

 

自分は、今から、学力的不十分に多分に影響力を持つ、

試験に臨む上での不十分」について書いていきます。

 

全国統一高校生テストまであと5日。

全国統一高校生テストと聞くと、

問題形式はどんなものを思い浮かべますか?

 

センターですよね。(高1は除く)

 

センターといえば、

時間制限が厳しい試験として知られていますし、

事実、受験生は今年の夏に過去問と向き合い、時間配分には相当苦労したと思います。

 

そこで問題です。

 

時間と聞いて、

試験会場に必須のアイテムは何でしょうか?

 

 

 

 

 

そう、腕時計ですね。

 

腕時計がなければ、

時間的制約が厳しい試験では、

ベストパフォーマンスが出せません。

 

「あと何分かな?」

「この大問に何分かかってるだろう?」

 

目の前の問題と向き合うのと同時に、

そんな不安とも戦わなければいけないのです。

 

これではベストパフォーマンスを出すことができますか?

 

否、できるはずがありません。

 

今の腕時計の例は一例に過ぎません。

 

「試験に臨む上での不十分」は、

思うような成績を出させることの妨げとなります。

 

いくら過去問で満点が取れても、

いくら勉強に一生懸命取り組んでも、

本番当日、体調を崩してしまえば、

時間通りに会場に到着しなければ、

結果を出すことはできません。

 

なぜなら、

原因づくりである準備をしなかった、

君自身に責任があるのです。

 

結果を出せなければ、

目の前の現実は君の満足のいくようにはなっていません。

 

結果こそがすべてであり、

現実世界を変えたければ、

想定されるより良い結果から、

逆算された必要となる努力=準備=原因づくりが、

絶対に欠かせないのです。

 

いつも、

試験会場に行って、

きみのパフォーマンスを妨げているのは何ですか?

 

そんなのは須田には分りません。

 

君たち自身が、

君たち自身の、

最大の理解者である限り、

自分の中に、

答えは、転がっているはずです。

 

今から、探して、

本番ベストパフォーマンスを出してきてください。

それこそが模試前にやるべきことです。

本番に望むつもりで、

「試験に臨む上での不十分」を

取り除いてください。

 

 

明日は、

古川担任助手です。

お楽しみに。

 

 

以上

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