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2021年 9月 21日 考えない復習
こんにちは、秋の授業が始まってとても憂鬱な倉前です。
昨日の中国語の授業(初回)では堂々の大寝坊をかましました。先が思いやられますね。
今回からは「二次私大の復習法+共テとの違い」というテーマです。
秋から本格化していく本番対策において、こういうところを意識してほしい!
みたいな内容になると思いますので、これから更新される他の皆さんのブログとも見比べてみてほしいなと思います。
(自分は私立文系・明青立法中レベルなので、どうしてもその辺に寄っちゃいます)
まず共テと私大の違いについてですが、一番大きいのは求められる知識の質というところになると思います。
共通テストはよく「教科書レベル」と言われますが、
要するに「広く浅く」押さえていればそこそこの点数は取れるということです。
(もちろんそれ以上取って初めて「勝負ができる点数」です。(`・ω・´)キリッ)
対して私大の入試は、
単語帳や一問一答のすみっこはおろかコラムの一部にしか出てこないような、
「誰が覚えてんの…?」って単語や人名を平気な顔して出してきます。
こういう「より深い」知識が求められるのに加え、国立ほどではないですが書かせる問題も出題されます。(抜き出しや単語で答える問題等)
ケアレスミスも起きるってことですね。その辺にも気を付けないとしょーもない減点喰らいます。
次に、そんな私大入試の復習法です。
①英語
腹の立つことに私大では共テ以上にわけのわからない単語やイディオムがわんさか湧いてきます。
そのレベルの文章に対応するためにやって欲しいことは大きく分けて二つで、
まずは「解説を見る」こと、次に「音読をする」ことです。
´・ω・`また音読の話してる
解説には難解な単語や熟語の意味がちゃんと書いてあります。
過去問の復習のときにそういうのを問題に書き込んで、大事なところにはマーカーとかで印をつけておきます。
その状態の文章を音読すれば、読みながら大事な部分とその前後の構成に目を向けることができて、私大の文章に慣れることができるというわけです。
また難解な単語もチェックしてあるのでその意味も自然と目に入ってきますし、繰り返し読めば覚えられます。
以上が音読のポイントなのですが、これまじでコスパ最強です。
文を読んで目から取り入れた情報を頭で処理してすぐに口から出す(なんか嫌ですね)ので、
インプット→アウトプットの理想ムーブを短時間で、しかもたくさん行うことができます。
(人は寝ている間に記憶処理を行うらしいので、恐らく寝る前にやるのが効果的です。)
②国語
国語も英語と同じようなやり方になりますが、音読というよりは作業重視です。
解き終わった後に本文や問題文を見直して、解答の根拠になる箇所や「大事そうだな」と思った部分に片っ端からマーカーします。
つながりがあるところや言い換えになっている部分を線でつないだりなど
とにかくいろいろ見つけて、なるべく違う方法で印をつけます。
国語はどうしても文章の得意不得意が絡むので、どんな文を引くかで点数が変わることも多々あります。
なのでこんな風に多くに当たって対応の幅を広げることが一番の近道だったりします。
また古文や漢文は古語なので、この二つについては音読も有効です。
③世界史
ほんとに最後まで苦手だったのであんま偉そうなことは書けないですが、書かせる問題があるので漢字の練習は必須です。
(特に忘れてた単語は色々危ないです)
特に世界史はほぼカタカナなので、中国史や近現代の範囲でいきなり漢字聞かれると頭がフリーズします。
例えば「鄭和」とか、「王莽」とか、「羯」とか見ずに書けますか?
「あっ…」って思った人は書き取りやりましょうね。
ここまで書いてきたことは全て自分が受験生時代にやっていたことなので必ずしもこれが正解!とかそういうことではありません。
ただこうして振り返ってみると、なんともまぁ脳筋思考というか力こそパワーというか、あまりテクニカルな(?)やり方は取ってなかったですね。
勉強法の合う合わないはとても大事なので、そういう発想が気に食わないという人は是非他の人のブログも覗いてみてほしいなと思います。
次回更新は千田担任助手です。
私大ではなく国立大の文系の人なので、科目が多い人向けの内容になると思います。
更新されたら見てみてください。以上です。