定期テストとは?対策も自分なりに提示します。【須田】 | 東進ハイスクール 八千代台校 大学受験の予備校・塾|千葉県

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2019年 6月 27日 定期テストとは?対策も自分なりに提示します。【須田】

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こんにちは!

 

今日の更新は須田です。

 

突然ですが、

みなさん。

 

皆さんはなぜ学校に通っていますか?

 

誰が決めたことですか?

 

学校ではどんなことを教わっていますか?

 

こんな疑いを持って日々を過ごしていますか?

 

ほとんどの人は、

そんなことを考えずに、

日々を過ごしていると思います。

 

悪く言えば、

のらりくらり時間の過ぎるままにしているってことですね。

 

過去の偉人は、

なぜ?どうして?と多くのことに

疑いを向けて、新たな理論を生み出し、

歴史に名を残しました。

 

学校に行かなきゃいけないというルールも、

誰かによって作られたのです。

 

暗に学校に行かなくていいと、

ほのめかしているわけではないと、

ここで断っておきます。

 

ただ、

何も疑いの目を向けずに、

知的好奇心も持たずにいても、

皆さんはいつまでの無知のままです。

 

無知のまま、

誰によって作られたかもわからないルールに乗せられて、

一生を終えるなんて嫌ですよね?

 

「疑いを持つ。それが知性の起点であり、知的探求の第一歩だ。」

これは私が好きな小説の一節です。

 

疑いを持ってください

自分が今のままでいいのか、

もっと、もっと、高次な自分に変化できないか。

もっと良い社会を作れないのか。

 

今は学校という社会からある程度断絶された空間に身を置いているので、

自分が数年後、日本を引っ張る人間になっているという意識はあまりないと思いますが、

日本を引っ張り、世界を牽引するのは君たちです。

社会をよりよいものに変えていく、そのためには疑いを持ち、

自分の力で変えていくんだという、気概こそ大事なのです。

 

しかし、日本という国の空気おいては、出る杭は打たれますし、

他と違うことをするのを踏みとどまらせる。

しかし、みんなにはそういうことをすることが出来る力があるのです。

常に疑いを持ち、向上心高くいてほしいと思っています

 

 

さて、

話しが横道に逸れてしまいました。

 

今回は、定期テストの対策ですね。

 

そもそも定期テストはいかなる目的のもと、

行われているのでしょうか?

 

正式には知らないので、

下手なことは言えませんが、

おそらく、「学校が授業を通じて、生徒一人一人に身に着けてほしい

知的レベルに達しているかを測ることが目的なんだと思います。

 

ここで一つ、注意してほしいのが、

定期テストは学校主導ということです。

 

皆さんは学校のカリキュラムに目を通してますか?

 

あんまり正直には表現できませんが、

私は高校2年のときからは

東進で、受験勉強を真剣に始めていたほうだったので、

高校3年の春、

世界史のカリキュラムを見て驚きました。

 

なんと、通しで歴史が終わるのは12月!

 

東進の勝利の方程式では、

7月末には選択科目修了のはずです。

 

須田の高校では学校のペースに合わせていては、

勝利の方程式には乗れない=受からないんですね…

 

皆さんの学校はどうでしょう?

 

優先順位が低い科目に関してはある程度、

学校のペースに合わせてもいいかもしれません。

 

ただ、私の高校のように、

勝利の方程式より大幅にずれ込むカリキュラムを

組んでいる学校に通っている生徒の皆さんは、

自力で、7月末までにインプットする必要があります。

 

カリキュラムに目を通すことを

強くお勧めします。

勝利の方程式からずれてるからなんだ!

おれは学校に合わせる!

定期テストの期間では、

東進の受験勉強は一切ストップする!

 

まぁ、何か大きな目的があって、

そうされているなら止めません。

 

ただ、定期テストは学校の教育の完成のために

勝利の方程式は皆の受験の合格のために作っているので

皆さんが受験で成功したいのではなく、

学校のペースに合わせたいというなら、

話しは別です、ということです。

二つのカリキュラムは作成目的に相違があるので、

自分がどちらの教育を受けたいかで選べばいいと思います。

 

まぁいろいろとごちゃごちゃ論を展開してきましたが、

定期テストは学校主導で行っているもので、

学校の教育は必ずしも受験での成功を前提にしてない、

ということです。

 

定期テストとは何者かが分かったところで、

対策方法について話していきます。

 

まず、私の経験談からすると、

定期テストの勉強は、

高校3年生のときはほとんどしていませんでした。

3日くらい前から、ノートを見直す(=インプット)と、

受験勉強でも使っている参考書/問題集を解きます。

それで対策は終わりです。

 

日々、受験勉強に妥協なく励んでいれば、

推薦を狙ってくる、いわゆる「定期テストガチ勢(=学校教育のカリキュラムに適応する人たち)」にも、

学年順位で負けるとも劣らずの勝負ができます。

 

学年130人中8-15位くらいはずっとキープしてました。

というか、理系でも文系でも模試でトップ3を取るような人は

みんなそういう勉強を実践していました。

(模試では常に文系で3位でした)

 

つまり、受験勉強をしっかりやれば、

定期テストで困ることは、ほとんどないと思います。

逆に定期テスト対策に時間をかけないといけなくなっている方は、

受験勉強が首尾よく進んでいないように思えます。

 

なぜなら、受験で問われるのは、

高校までの学習範囲のほんの一部だからです。

下の図をご覧ください。

定期テストの範囲は、広い学習範囲のほんの一部です。

例えるなら、

広大な地球上の北海道程度の範囲です。

 

高校3年間、定期テストの勉強をしていたのに模試の点数は一向によくならない…

そんな風にぼやいている人を良く見ますが、当然でしょう。

定期テストの勉強で拾えるのは受験、模試で問われる範囲の

ごくごく一部にすぎませんから。

 

また、学校の授業は基本的に、インプット中心です。

アウトプットして知識を使いこなせるようにしないと、点数を取れるようにはならないのです。

これも当たり前のことです。

 

なので、狭い狭い定期テストの範囲を毎回血眼になって

直前になってやりだすのではなく、

定期テスト期間以外も、

インプット・アウトプットの双方向学習欠かさず、

《比率は3:7がいいとされています》

定期テスト期間中も定期テスト範囲外の学習をやることをお勧めします。

 

世界一周の旅をしていても、

何か月もインターバルを設けて、

決まった期間だけ北海道の分だけ旅をするより、

毎日、千葉県と東京都の分の大きさでいいから、

ちょっとずつ進んでいく。

 

そうしたほうがずっと効果的です。

 

しかも、勉強で得たことは時間がたつにつれて、

まるでナイアガラの滝のように、

記憶から流れ落ちていきます。

 

先程の例でいえば、

一気に北海道の分を進んだとしても、

インターバル明けには、イベリア半島分戻ってる。

 

定期テスト期間だけ勉強して、

勉強した気になるのはとても危険ですし、確実に高校1、2年生の内容は忘れている

高校3年生にもなって、

定期テスト期間だからと言って受験勉強をストップさせてしまうのは、

厳しいことを言うようで悪いですけど、

まだまだ受験生として二流だなって思ってしまいます。

 

目の前の定期テストというタスクより、

受験で問われる範囲のほうが膨大なので、

定期テスト期間中に勉強しなくても点が取れるように、

いち早くなってください。

そのためには継続して日々の受験勉強を欠かさずに行って下さい。

 

 

明日は古川さんです。

以上