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2020年 9月 6日 私大過去問で意識していたこと 倉前(私立文系)ver

こんにちは、倉前です。

今回は国立二次・私大過去問で意識していたことについて書いていきます。

 

自分の場合は私立文系志望でしたので、一年前はの三科目の過去問を解いていました。

 

私立の特徴としては「科目数が少ない」ことが挙げられます。

三科目しかないため楽といえば楽ではありましたが、

それと同時に少ない科目数で合格点を目指さなければならないためコケた分を他科目で補うということが難しく、一科目ごとの精度を上げる必要がありました。

少ないのも考え物ですね。

 

(復習に関しての話がメインになります。)

まず国語に関しては、

解いた問題を解説と一緒に見直し、本文にメモを書いていくということをやってました。

マーカーで本文をなぞり、その部分の意味や解釈を横にボールペンで書く感じです。

 

その作業を繰り返すことでとにかく多くの論法言葉考え方に触れるということが大事です。

 

古文に関しては外国語と似たようなものなので、音読が有効です。上述の作業をしたうえで、メモを目に入れながら読むということをやってました。

志望校の問題でそれをやっとくと、自然と頭がそのレベルに慣れていくと思います。

 

英語も大体は似たようなもので、解説授業などを見てから音読が基本でした。

わからない単語の下に意味を書いといて、それを見つつ音読という流れであり、

そういう意味では過去問演習は素材集め的な側面も大きかったです。

 

英語、国語は時間との勝負になる科目であり、

各大問に適切に時間を割り振って必要なだけの点数を取りきる訓練も必要になります。

 

しかし、推奨される解答時間が自分に合っていなかったり、なかなか時間内に解き終わることができなかったりということも起こりがちです。

そんな時は、推奨される時間配分をベースにしつつ解答時間を自分なりに調整し、カッチリその配分を守って演習を重ねるという手もあります。

(例:単語の書き換え(5問)を5分→3分 長文(12問)を25分→27分)

しょうもない誤差みたいな時間ではありますが、この配分が自分の中にちゃんとあるかは意外に重要な要素です。

また、解きやすい大問の順番を探してみるのもいい活用法です。

(例:すぐ終わる漢文から入り、現代文は決めておいた解答時間を守って解答、残りは古文に使い時間が余ったら現代文に戻る)

 

世界史は時間が足りないということがまず起きなかったため、その分内容に目を向ける余裕がありました。

基本的には過去問は苦手な時代や地域の炙り出しに使い、分析を通して明らかになった課題点とその周辺の内容を教科書や参考書で補強するところに重点を置いていました。

 

この分析というのが非常に重要で、これを疎かにすると直前期に自信を失うことになってしまうので、採点したらすぐにでもやるようにしてほしいなと思います。(経験者談)

 

言いたいことは大体こんな感じです。誰かの参考になれば幸いです。

以上