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2022年 8月 7日 その数学の勉強法合っていますか??
皆さんこんにちは!東進八千代台校担任助手の福澤です。
最近天気が不安定ですね、、、。体調大丈夫でしょうか?コロナもあるので、体調管理に気を付けましょう!
さて、生徒の皆さんは共通テストの過去問を解き始めている人も多いと思いますが、最近校舎でこんな相談をよく受けます。
「数学の勉強って何すればいいですか?」
「どのような勉強をしたら点数が伸びますか?」
またさらに夏休みが終わると単元ジャンル別演習に入り、本格的に二次対策に取り掛かることになり、難しい問題につまづくことも多くなると思います。
そこで今回はこのような数学を伸ばすための勉強法について僕自身の受験時代の経験や周りの数学が得意な人・苦手な人の話などを踏まえて考えていきます。
まず、数学の勉強方法で着目すべき点は以下のようなことが挙げられるかなと思います。
①問題を考え方
②答え合わせの仕方
今回はこの2点を深掘りしていきます。
①問題の考え方
まず、数学が苦手な人は見たことのない問題に出会ったときどうしますか。昨年の共通テストの数学は難化したことで有名です。主に平均点が落ちた理由として「問題を読んで何をすればいいか分からなかった」という声が多かった印象がありました。
今までのセンターテストなどは比較的定石問題が多く、見たことが全くないという問題は少なかったのに対して、昨年は未知の問題が出題されたことから平均が下がった理由だと思います。なのでこれから共通テストはこのような未知の問題に対しての対応力が求められます。
では、この対応力はどこで養うことができるのかというとやはり問題を考えるときです。
まず一番ダメなのが見たことのない問題だからすぐ答えを見る。これをしてしまうとただ数学の解法を読んでいるだけの作業になり、未知の問題への対応力が全く養うことができません。なので、少なくとも
(1)問題文を理解して何を求められているのかを把握する。
(2)問題文に書かれている条件を抜き出す。
(3)実際に「実験」をする
の3つを行ってから答えを見るようにしましょう。特に(3)の実験とは、実際に問題の条件に色々な値を入れてみたり、式をいじくったりしてみることです。この実験をすることで問題への理解が深まったり、解決の糸口になったりすることがとても多いです。僕自身、現役時代この実験を絶対にやっていました。これをするとしないとでは全然結果がちがうのでぜひやってみてください!
②答え合わせの仕方
さて、この答え合わせが数学の伸びを大きく変えることは言う前から明らかだと思いますが、ではどの様な点に着目して解答をみたらいいのでしょうか。
まず一番やってはいけないやり方が「ただ単に解答を読んで納得するだけ」です。これをやってしまうと、今後似たような問題に出会ったときに「見たことあるのに分からない」状態になってしまいます。なので以下の2点を少なくともやりましょう。
(1)なぜこの公式を使うのか、なぜこの式変形をするのかを理解する。
(2)実際に白紙の状態からもう一度やってみる。
まず(1)。解答を読んでいると公式を使う場面や式変形を行う場面があると思います。ここでやらなくてはいけないことは、これらの手順の意味を理解することだと言えます。これを理解できないと解法を丸暗記するしかなくなってしまい、少し聞かれ方を変えられた場合に解けなくなってしまいます。なので理解するまで解答を読んでからそれでもわからない場合、絶対に先生などに聞きましょう。
次に(2)。実際に白紙の状態からもう一度解きなおしてみましょう。解答を読んで理解した気になってもいざもう一度解いてみると意外と解けなかったりします。理解力向上にもなるのでやってみましょう!
今回はこの問題の解き方と答え合わせの仕方の2点だけについて書きましたが、数学が伸びない原因としてこれ以外にも様々あります。なので、周りの先生や数学ができる友達などに相談することなども全然ありです。数学を克服する方法を他にも自分なりにも考えてみましょう!応援しています!!