【学部学科紹介】政治学科紹介!~大学教育の意義を添えて~ | 東進ハイスクール 八千代台校 大学受験の予備校・塾|千葉県

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2021年 6月 5日 【学部学科紹介】政治学科紹介!~大学教育の意義を添えて~

ご無沙汰してます!!鈴木です!

現在は週の大半を横浜で過ごしています。

横浜市はゴミの分別が厳しいうえ、向こうには一人も友達がいないのでなかなか大変な生活です(>_<)

充実はしてますけどね。

 

でもやっぱり校舎に来ると人同士の関わり合いの大切さを身に染みて感じます。

 

 

さて今日は僕が現在通っている

慶應義塾大学法学部政治学科 

についてご紹介します。

 

ここは橋本龍太郎元内閣総理大臣の出身校でもあります。

(お父さんお母さん世代はドンピシャだと思うので知らない人は親御さんにきいてみてネ)

 

 

ではそもそも「政治学とは何なのか?」

ですが、実はそれを定義するだけでも人によって意見が大きく分かれます。

というかそれをどう定義するかすら研究対象になり得るのです。

ただ一つだけ最大公約数的な定義を挙げるなら、

 

「人々の生活を豊かにするために集団での意思決定(特に政治)などはどうあるべきか」 

 

を考える学問かなと思いますね。

 

慶應の政治学科ではカリキュラムが、

 

政治思想論、政治・社会論、日本政治論、地域研究・比較政治論、国際政治論

 

5系列に分けられています。

 

1・2年生のうちはこれらの基礎科目一般教養を学び、

3・4年生で研究会(ゼミ)に挑戦し力を付ける、

というのが大まかな流れですね。

 

 

 

さて、おそらくここらへんで

「もちろん慶應では政治学以外も学べます!」

的なことを言いがちなのですがそんなこと実は当たり前なのです。

 

J.S.ミルはセント・アンドルーズ大学名誉学長就任講演の中で、こんなことを言いました。

「大学は職業教育の場ではありません。・・・(中略)・・・大学の目的は熟練した法律家、医師、または技術者を養成することではなく、有能で教養ある人間を育成することにあります。」

 

つまりですね、別に政治学科に入ったからといって政治学にだけ

詳しくなれば良いわけではないのですよ。

卒業後の進路も政治学者や政治家だと決まっているわけではありません。

入った学部にとらわれ過ぎるのは危険ですし、固陋な考え方にも繋がりかねません。

 

 

もちろん学部を選ぶ際に自分の興味関心と照らし合わせることはとても重要です。

しかし、選んだ学問はあくまで中心的に学び、研究する分野であって、

ほかの分野も当然勉強する必要があるのですね。

 

一見関係なさそうな勉強をしていても思わぬところで共通点が見つかったり、

重要な問いヒントが見つかることがあります。

 

学んだ学問すべてを総動員して自分の選んだ学問分野の問題について思索を深め、

そこで身に着けた考える力を社会で生かしていく、と。

 

 

僕が将来描いている像は国家公務員になり沢山の人を幸せにすることで、

そのために政治学科に入りました。

 

 

しかし、これから政治学科に入ろう思っている人や、

またその他気になっている大学学部がある人はですね、

是非大学学部をフラットな目で見て、

「ここでどんな自分になりたいか」

「そのためにどの学問分野を自分のフィールドにするのか」

を考えてこれからの志望選びに臨んでみてください!!

 

 

次回のブログはみんな大好き倉前さんです!!

内藤さんと同じ文学部だそうですが、

学部はたとえ同じでも大学よって特色は全く異なる、なんてことはざらにあるので、ぜひ覗いてみてください!!

明治大学ならではのやり方も学べるかもしれません!!

 

¡Hasta luego!

 

またね!!